いそげ、子どもの救急医療と入院体制(2005年9月議会)
今年の七月から、名張市立病院では小児科医師の引きあげにより、小児科の救急や入院ができなくなりました。
小児科医師の引きあげ以降の小児医療状況は、7、8月の外来患者数で見ると、市立病院では、前年の約三割に減少、応急診療所では、前年の約二倍に増加、伊賀市の二つの病院では、前年同月比で増加していることがわかりました。
市立病院の小児科外来患者の減少理由について、「比較的に発祥・救急件数の少ない季節」「慢性患者の多くが他院への紹介などで通院されなくなった」「七月以降非常勤医師が一日交替のため敬遠された」「市内の医療機関、応急診療所及び市外病院への受診流動があった」と病院は分析しています。
やっぱり必要 名張に小児センター
伊賀地域全体を範囲とした小児科の二次医療として救急や入院できる「地域小児医療センター」については、名張市立病院と伊賀市の岡波病院が手を上げていますが、どちらになるかいまだに結論はでていません。
現在、名張の消防署が24時間体制で対応する「救急医療情報システム」、電話相談事業として「みえ子ども医療ダイヤル」が夜7時半から夜11時半まで電話相談を受け付けています。
これから寒い季節をむかえ、子どもの急変に対応する「地域小児医療センター」の開設を持つ保護者にとっては、不安と心配がつのります。
12月には小児医療の構想発表
名張市民の生活圏は東海より近畿です。「医師の密度が高い大阪や奈良の方へ働きかける発想の転換で、小児医療の充実をしていく必要がある」と質問したところ、市長は「そういう取り組みをしている。小児救急・入院そして療育機能も備えた小児医療の構想を12月には発表したい」と答えました。
この10月12日から、伊賀市に勤務していた小児科医師が名張市立病院に常勤で勤めることになりました。日替わりは解消されますが小児科医師一名では救急や入院への対応はできません。
救急、入院体制を一刻も早く整備し、安心して子育てできるようにすべきです。
| 救急医療情報システム 電話64−1199 |
| みえ子ども医療ダイヤル 電話24−8480 |

